パティシエがお菓子をつくるだけ。

基本作ったケーキの投稿と、うんちくを語ります。たまに料理も。

バニラオイルとバニラエッセンスの違いを説明するだけ。

こんにちは、パティシエです。

今日はバニラエッセンスとバニラオイルの違いを説明しようと思います。

バニラオイルはその名の通り、油です。つまり油性。焼き菓子などの焼くお菓子に使用します。
逆にバニラエッセンスは、生クリームなどの水性のものに使用します。厳密に言えば生クリームも油分な気がしますが、その辺はまぁ、置いておいて。火を入れる物はオイル、それ以外はエッセンスと覚えて問題ありません。

自分が学生の時はエッセンスしかなかったので、焼き菓子にもエッセンス使ってましたよ。

それでは、ありがとうございました〜

パティシエがデコレーションケーキをつくるだけ。

こんにちは、パティシエです。
このブログでは家で作ると言う事に焦点を置いて、なるべく簡単に区切りのいい材料で、それでいてそこそこ美味しく作れるコツを紹介していきます。

はい、今回は前回のスポンジケーキにデコレーションをしていこうと思います。

前回のスポンジは18㎝の6号サイズだったので、それを参考にした材料です。
スポンジを三枚にスライスして間に2箇所にクリームを挟む分量です。

材料
⚪︎シロップ
砂糖→50g
水→100g
お好みのリキュール
(オススメはキルシュ、コアントローなど)リキュールは無くても良いです。

生クリーム→400ml
砂糖→お好みで
バニラエッセンス→1〜2滴
(大体で良いです。上のデコレーションやサンドする量にもよりますが、少し余るくらいだと思います。)
お好みのフルーツ→好きなだけ

個人的な趣味ですが、生クリームは動物性のちょっとお高いものと、植物性の安いホイップクリームを合わせて使うと美味しいと思います。
生クリームには脂肪分の違いがありますが、好みなのでどれが良いと言う事はないです。
脂肪分が高ければより濃厚な味になりますが、その分生クリームの扱いが少し難しくボソボソとした口どけになってしまう事もありますし、何より味がしつこく飽きやすい。
ホイップクリームだけだと逆にあっさりしすぎて物足りなく感じてしまうので、私は半分ずつ生クリームと割るのをオススメします。

次にシロップですが、砂糖と水を鍋に測り火にかけ沸騰させてよく砂糖を溶かす。これだけです。粗熱が取れたらお好みでリキュールを加えてください。目安は大体100gに対して7g、つまり7%です。
これをカットしたスポンジの表面、つまりクリームを塗る面に満遍なく打ってください。
少し多めの方がしっとりして美味しいと思います。

それでは早速、生クリームを塗っていきましょう。これをナッペと言います。
1.スライスしてスポンジ
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2.ハケでシロップを打つ
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3.固めの生クリームを塗る(量はお好みで。フルーツを挟んでも良いです。今回は無しで生クリームもかなり少なめです)大体八分立てくらいの、ピンとクリームでツノが立つくらいです。
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4.スポンジを重ね、シロップを打つ
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5.生クリーム、フルーツをのせる
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6.スポンジをのせ、シロップを打つ
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7全体に薄く生クリームを塗り込む(下塗りと言います。これをすると、スポンジのくずが表面に浮き出て来づらくなります)
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8.表面に生クリームを塗って完成!
綺麗に塗るには最終的には経験の一言に尽きるのですが、コツとしては、なるべく生クリームを触りすぎない事です。
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プロのような美しいナッペには技術も必要ですが、道具も必要になります。
回転台とパレットは必須だと思いますが
、そこまでしなくてもいいと思います。
ちなみにコレは、100均のギザギザした三角コームを使って側面を仕上げています。
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これは回転台もパレットも使っていません。先ほど紹介した三角コームと、包丁で仕上げました。
他にもスプーンでランダムに模様を付けたり、絞り袋で生クリームを絞ってみたり、色々な事ができます。
みなさん、色々工夫してみてください。
投げやりですみません笑

最後にまとめると、プロっぽく仕上げるコツは
スポンジにシロップを打つ
リキュールを少し加えるとなお良し
という事くらいでしょうか。
書いておいてなんですが、生クリームの量や脂肪分の配合などはどうしても好みに左右されてしまうのでなんとも言えないですね。
参考にならずすみません。

質問などありましたら、お待ちしております〜
ありがとうございました。

パティシエがスポンジケーキをつくるだけ。

はじめまして、こんにちは。
パティシエです。

私は学生時代からよくお菓子作りを家でしていたのですが、
どうせ作るなら、美味しいのが作りたい、でもあんまり高額な材料を使ったり、保存が効かない材料が余るとか困るからヤダ。
と思っていたので、このブログではなるべく美味しく、でもなるべく材料はいい感じに!というのをコンセプトにやっていきます。


とりあえず初回はスタンダードに、ショートケーキのスポンジを紹介していきたいと思います。

一口にスポンジケーキと言っても、何に使うかによって配合は変わるのですが、
今回は、ショートケーキを作るためのしっとりした配合にしてみました。さらに家で作りやすいように若干配合をいじっています。

それでは配合↓18㎝の丸型一台分
卵3個
砂糖110g
はちみつ10g
バター22g
牛乳13g
薄力粉100g

はちみつがなければ砂糖を10g増やしてください。

準備
オーブンを170℃に温めておく。
粉はふるっておく。
型に紙を敷いておく。

1.卵をボウルに割り入れ、軽くほぐしてから砂糖とはちみつを加え混ぜる。

2.湯煎にかけて、卵が人肌程度になったら湯煎を外し、ミキサーで泡立てる。

3.別のボウルにバターと牛乳を入れ、湯煎にかけて人肌程度に温めておく。

4.卵が全体に白っぽくクリーム色になり、上から生地を掬い落とした時に生地の跡がきちんと残るくらい泡立てる。

5.ゴムベラに持ち替えて、粉を入れる。慣れない人は、半分位先に入れ、何度か軽く混ぜてから残りを入れ混ぜると少ない回数で混ぜられると思います。

6.粉気がほぼ無くなったら、温めたバターをゴムベラの上に当てながら入れ、手早く混ぜる。

7.型に生地を入れ、170℃に温めたオーブンで20分、その後アルミホイルなどを被せて更に10分から20分様子を見ながら焼く。

8.焼きあがったら一度、10㎝位の高さから軽く台に叩きつけ、型を外して網の上にスポンジを出す。

9.かんせーい!
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スポンジの粗熱が取れたら、ビニール袋などに入れて乾燥しないようにしてから冷蔵保存してください。

次回はデコレーションについて書こうと思います。
お読みくださり、ありがとうございました!

感想やリクエスト、もっと詳しく!などありましたらお待ちしております。